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【成績を伸ばす勉強法2】暗記のコツは五感をフル活用することです

 

 

高校3年生のときに劇的に成績を伸ばしたという方にお話をうかがいました。もともと暗記が苦手だったそうですが、「書く→読む→聞く」を繰り返すことで、気分転換しながら効率的に暗記できるようになったそうです。


 

 

私が大学受験を本格的に意識し始めたのは、高校3年生の春からでした。私が通っていた高校は進学校でもなく中の上レベルの高校で、高校卒業後の進路は1割がトップクラスの私立大学や地方国立大学、その2割が中堅レベルの大学、その他は専門学校や短期大学、もしくは就職するという進路でした。

 

私は当時そこまで大きな目標もなく、かといって就職するのにはまだ早いと考えており、どこか中堅の私大へ入れたらいいなという生ぬるい意識しか持っていませんでした。そんな、私のやる気に火をつけたのは、部活の先輩でした。

 

先輩は、私の高校には珍しくトップクラスの私大を現役合格し、今や華々しい学生生活を満喫していました。そして、先輩から聞く大学での生活はそればかりではなく、その先にある就職活動という来るべきイベントに備えるのは、まず受験を勝ち抜くことだということを知るのです。私は、それまで、まだ大丈夫だろうとどこか安心していましたが、途端に自分の将来への焦りを感じ勉強を始めました。

 

まず、予備校に通い始めたのですが、通って何よりも良かったと思うことは、授業から得る内容はもちろんですが勉強する環境を手に入れることができたことです。どうしても家では勉強に集中できず、そして負けず嫌いだった私は、同じ立場の人と切磋琢磨するような環境である予備校の自習室をフル活用しました。

 

たとえ勉強のやる気が起きなくても、夏休みや冬休みは朝自習室が開くと同時に入り、帰りは閉館の時間までそこに滞在するようにしました。そうすることで、必然的に勉強をしなくてはならない、負けられないといった思いが沸いてきました。

 

次に、私は五感をフル活用した勉強法を取り入れることにしました。特に私は文系の学部を目指しており、受験科目は英語・社会(日本史)・国語だったので、英単語や日本史の人物、年号、古文単語など覚えなくてはいけない項目が多くありました。

 

ただ見ていても覚えられないと感じた私は、書く→声に出して読む→録音した自分の言葉を聞くといったインプットとアウトプットを合わせた勉強法を試みました。この作業は、頭を使うというよりは作業的な要素が強かったので、難しい演習問題などや考える問題をした後に取り入れることで気分転換ができ良かったと思います。

 

そして、何より大切にしたことは基礎をしっかりと固めるということです。特に英語や古文などの文法問題を勉強するときに、まずしっかりと基本的なことが分かっていないと、応用問題に歯が立たないと考え、間違った問題は印をつけてその基礎的な仕組みをもう一度復習しました。

 

このようなことを取り入れ、一生で一番勉強する時期だと自分の中で決心し勉強に励んだ結果、高校3年の春には考えられなかったほど成績が上がり、当初の志望校よりも偏差値の高い先輩と同じ大学に合格することができました。

 

今でも友人からは、高校3年生の私を思い出し、人が変わったように勉強ばかりしていたと冗談交じりに笑いますが、結果的にあの1年を必死に頑張ったからこそ、満足できる結果を手に入れることができ本当に良かったと思います。


 

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