今、アルバイトで家庭教師をやっていて思うこと
私は現在(※当サイト運営開始当時)、アルバイトで家庭教師をやっています。中学生が2人と、高校生が1人です。数学と英語をメインに教えていますが、他の教科についても、つまずいている点を毎回聞き出しながら、随時サポートするようにしています。
どの子もいい子なんですが、勉強に関してはちょっと甘さが見られるように思います。と言うのも、どうしても勉強を受け身の姿勢で行なっているように感じるんです。
成績を爆発的に伸ばすためには、本人が積極的に勉強することが不可欠です。どうすれば、子供たちが積極的な姿勢で勉強するようになるでしょうか?
ここでは、私が家庭教師という立場で、子供たちに指導するときに意識していることをお話しします。
家庭教師の利用法
家庭教師を付ければ、成績が上がるかといえば、そんなことはありません。私自身、お金をもらって家庭教師をしているので、こういう話をするのもどうかとは思いますが、ここではあえてぶっちゃけた話をさせていただきます。
ただし、家庭教師は役に立たないかというと、そんなこともありません。つまり、家庭教師が有効なケースと、有効でないケースがあるということです。もっと言えば、家庭教師の利用法を分かったうえで、家庭教師を利用しましょうということです。
家庭教師の限界
家庭教師の一般的なシステムとしては、「1回2時間」というのが基本です。一般に週に1回、多くて2回ということが多いので、週に2時間か4時間という持ち時間になります。
ハッキリ言ってしまうと、週に2時間とか4時間とかだと、時間が少なすぎて、まとまった指導をすることができません。数学、英語、さらにその他教科の分からないところを教えないといけないので、1回2時間なんていうのは、あっという間に過ぎてしまうわけです。
本来であれば、何らかのカリキュラムを組んで、積極的な学習指導をしていきたいところなんですが、家庭教師という立場では、なかなかそのような大掛かりな指導は難しいのが現状です。
家庭教師の利用法
結論から言ってしまうと、家庭教師が来る日に合わせて、疑問・質問を5〜10個くらいまとめておいて、それらの疑問・質問をまとめて教えてもらうのが正しい家庭教師の使い方です。この方法だと、自分が分からないところを集中して教えてもらえるので、非常に効率的なんです。
私は、家庭教師で指導する際に、必ず「次の質問は?」と聞くようにしています。そして、質問がないときは、「じゃぁ、全部分かってるってこと?」という意地悪な質問をします。
家庭教師が来る日に合わせて10個の疑問・質問を用意するためには、毎日、かなり一生懸命に勉強していないといけません。普段からしっかり勉強していないと、「何が分からないか」すら分からないからです。
私が「次の質問は?」と聞いたときに、質問がないというのは、毎日の勉強が足りていないということなんです。だからこそ、子供たちには、毎回10個の疑問・質問を用意しておくことを義務付けています。これによって、無理矢理にでも勉強しないといけなくなるわけです。
家庭学習で意識してほしいこと
子供に家庭学習をさせるうえで、2点ほど意識していただきたいことがあります。
子供に勉強する教材を与える
まずは、子供に勉強する材料を与えてください。本屋さんに売っている参考書や問題集でもいいですが、個人的には当サイトでご紹介しているような、継続的にカリキュラムが進行していくようなタイプの教材がおすすめです。
というのも、私自身が家庭学習教材の「月刊ポピー」を使って勉強していたからです。
本屋さんに売っている参考書や問題集は、ほとんどのケースで本棚の肥やしになってるケースが多いと思います。私の教えている子供たちも、本棚にたくさんの参考書や問題集が入っているんですが、ほとんど開いた形跡が見当たりません。
おそらく、あの数百ページもあるような参考書や問題集は・・・
- 買っただけで満足する
- 心が折れてやる気が起きない
という状態に、なりやすいんだと思うんです。
まずは、子供が勉強しやすい教材を与えるようにしてください。
分からないことが解決できる環境を与える
次に、分からないときに、その「分からない」を解決する手段を与えてあげることが大切です。
勉強する習慣が付いていて、自分から積極的に勉強する子供であれば、自力で何とかすると思います。しかし、多くのお子さんが、自力で解決できずに、そのまま勉強するのがイヤになってしまうのが現状ではないかと思うからです。
最近では、学習サポート付きの教材がいろいろあります。家庭教師を雇うよりもはるかに安いので、ぜひ利用してみることをオススメします。例えば・・・
学習サポート無しの教材を利用する場合には、勉強でつまづいてしまわないようなサポート環境が別途欲しいところです。ご予算に応じてという話にはなりますが、例えば・・・
自分の子供にはどういった家庭学習教材が合うか、よく分からないかもしれません。その場合には、無料お試し期間が設定されている教材もありますので、お試し期間だけでも申し込んでみてはいかがでしょうか。